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コンテンツのリリース

適応リリースは、インストラクタが作成した一連のルールに基づいて、ユーザーに対するコンテンツのリリースを制御します。このルールは、アクセス設定、日付と時刻、個人ユーザー、グループメンバーシップ、任意の成績センタ項目の点数または試行、成績センタの計算済みの列、またはコース内レビューステータスに関連していることがあります。

適応リリースには2つの種類があります。

  • 適応リリース:項目についての基本ルールを作成します。項目ごとに作成できるルールは1つですが、ルールには複数の基準を設定でき、すべての基準を満たす必要があります。
  • 詳細な適応リリース:複数の基準を持つ複数のルールを1つのコンテンツ項目に追加して、リリースのルールの組み合わせを作成します。アクセス権を得るには、ルールの1つが持つすべての基準を満たす必要があります。

    同じ項目について異なるユーザーに異なる基準を作成する場合、複数のルールが必要になります。たとえば、グループAのユーザーが課題Aの終了後にテスト1を表示できるように、グループAのルールを設定できます。グループBには、課題Bを終了した後にテスト1を表示できる別のルールを設定できます。

適応リリースのルールと基準

基本適応リリースルールは、コンテンツ項目をユーザーに表示するかどうかを決定する一連の基準で構成されます。1つのルールに複数の基準がある場合、ユーザーは項目を利用する前に、すべての基準を満たしている必要があるということです。詳細な適応リリースを使用すると、インストラクタは1つのコンテンツ項目に複数のルールを作成でき、各ルールに複数の基準を指定できます。

たとえば、グループAのユーザーに特定の日付以降に課題の表示を許可するという課題のルールを追加するとします。このルールは、メンバーシップ基準と日付基準から構成されます。この課題の別のルールでは、グループBのすべてのユーザーは宿題の1番を完了すると、課題を表示できます。このルールは、メンバーシップ基準と成績センタ基準で構成されます。

それぞれのルールに対して、1つのメンバーシップ基準と1つの日付基準のみを作成できます。それぞれのルールに対して、複数の成績センタ基準とレビューステータス基準を追加できます。

コースのコピー、アーカイブ、およびエクスポートの際の適応リリースルール

適応リリースルールとユーザー進行状況の情報が含められるのは、ユーザーが含まれるコースの完全コピー、およびアーカイブとリストアの操作のときのみです。ルールおよびユーザー進行状況情報は、コース教材を新しいコースあるいは既存のコースにコピーする際には保存されません。これらは、エクスポートおよびインポートの操作時にも保存されません。

適応リリース機能の有効化と無効化

教育機関側が、適応リリース機能のアクセス設定を制御します。この機能が利用可能な場合、コース開発者は基本または詳細の適応リリースルールを追加できます。

教育機関側が適応リリースツールを無効にすると、作成済みのすべてのルールが非表示になります。また、[管理]ページに、適応リリース関連のリンクが表示されなくなります。このツールが再び有効にされると、[管理]ページ上のリンクも再び表示され、適応リリースに関連付けられているデータ(ルールなど)も保存されます。前に設定されていた適応リリースルールもすべて、再表示されます。

適応リリースルールによる項目の表示制御

項目に対して適応リリースルールを設定した場合、その項目は、これらのルールの基準を満たしているユーザーにのみ表示されます。

たとえば、コンテンツエリアに「はじめに」というコンテンツ項目を作成するとします。この時点では、すべてのコースユーザーがこのコンテンツ項目を表示できます。次に、項目の利用をグループAのユーザーだけに制限するルールを作成します。これで、グループAのメンバのみが「はじめに」を表示できます。その他のコースユーザーには表示されません。

次に、テスト1番で80点以上を得たグループAのメンバだけに制限する別の基準を、このルールに追加します。すると、テスト1番で80点以上を得たグループAのメンバだけに、「はじめに」が表示されます。プレテストで80点未満だったグループAのメンバを含む、その他すべてのユーザーには「はじめに」は表示されません。

適応リリースルールを作成していない場合は、項目の作成中または編集中に設定した項目のアクセス設定および日付制限に従って、コース内のすべてのユーザーがその項目にアクセスできます。

注:適用リリースルールを作成しても、ルールの基準を定義していない場合には、すべてのユーザーに対してコンテンツが表示されます。項目に関連付けられている他のルールがある場合でも同じです。基準が1つでも空白になっていると、コンテンツはすべてのユーザーに表示されます。

ユーザーごとの項目のアクセス設定の表示

インストラクタは、適応リリースルールを1つ以上作成して、コンテンツ項目のアクセス設定を細かく行うことができます。どのユーザーがどのコンテンツにアクセス可能であるかを覚えておくことは、非常に困難なことです。[ユーザー進行状況]ページまたは[パフォーマンスダッシュボード]で、特定のユーザーがどの項目を利用できるかを確認できます。

[ユーザー進行状況]ページ

ユーザー進行状況]ページには、コンテンツ項目の表示可能性、およびその項目に関する適応リリースルールがユーザーごとに示されます。項目の[レビューステータス]が有効に設定されている場合、そのユーザーに対してレビューが登録された日付およびタイムスタンプとともに、ユーザーが項目をレビューしたかどうかを示すアイコンが表示されます。

その項目に対する適応リリースルールを作成していない場合、表示可能性の列は、単にその項目自体のアクセス設定に基づくものになります。たとえば、項目が利用可能である場合、すべてのユーザーに対して[表示する]アイコンが表示されます。

パフォーマンスダッシュボード

[パフォーマンスダッシュボード]には、項目のアクセス設定、ツール、および特定のユーザーに対するレビューステータスが表示されます。

特定のユーザーに対するコースマップを表示するには、[適応リリース]列のアイコンを選択します。各項目のアクセス設定および選択したユーザーに対するレビューステータスが示されます。

以下の表は、パフォーマンスダッシュボードで使用されるアイコンの説明を示しています。

適応リリースおよびレビューステータスアイコン:
アイコン 適応リリースおよびレビューステータスアイコン:
開いた目 表示する:この項目はそのコースのユーザーに対して表示されます。
閉じた目 表示しない:この項目はそのコースのユーザーに対して表示されません。
チェックマーク レビュー済み:この項目には、コースユーザーによってレビュー済みとしてマークされています。
空白の円 未レビュー:この項目は、コースユーザーによってまだレビューされていません。

利用不可の項目と適応リリースルール

項目の追加]ページで設定された項目のアクセス設定は、すべての適応リリースルールに優先します。項目が使用不可の場合、確立されているどのルールにも関係なく、すべてのユーザーが項目を利用できません。これによってコース開発者はルールを作成することができ、ルールの作成が終了したときにのみ項目が利用可能になります。

ルールが適用されているコンテンツのコース経由の表示

編集モード]を[オフ]にして、コース経由で受講者としてコンテンツエリアを表示すると、コンテンツエリアは項目のアクセス設定および適応リリースルールに基づいて表示されます。たとえば、適応リリースを使用してグループで項目を利用可能にしている場合に、グループメンバではないインストラクタがコースメニュー経由で項目にアクセスすると、項目は表示されません。これは、利用不可項目についても同様です。コースに項目を追加しても、それを利用可能にしていない場合、インストラクタがコースメニュー経由でコンテンツエリアにアクセスしたときには、項目が表示されません。