メインコンテンツまでスキップ
pdf?stylesheet=default
Blackboard Help

ベストプラクティス:学生保持率の向上

Five Pillars of Online Learning Effectiveness(オンライン学習効果の5つの柱)[1]は、オンライン学習プログラムを開発し、持続させるための枠組みを提供します。5つの柱はSloan ConsortiumのJ. C. Mooreが提唱したものであり、教職員の満足、学生の満足、学習効果、スケール、およびアクセスで構成されます。

研究者J. C. MooreおよびM. J. Fetzner [2]は、オンライン学生保持のベストプラクティスを5つの柱のそれぞれにマッピングして、修了率の高いオンラインコースを持つ教育機関に共通する方法をまとめてリストにしています。学習効果と学生の満足の柱に関する次のベストプラクティスは、両氏の研究から得られたものです。これらのベストプラクティスを、学生がコースを修了するように支援するために役立てることができます。5つの柱すべてのベストプラクティスの詳細については、[2]の全文をご覧ください。

column_icon.png  学習効果の柱

注目のベストプラクティス:教職員と学生間、および学生と学生間の密な対話を強調します。

  1. 学生を迎えてクラスに自己紹介するとき、写真を添えて、学生が自己紹介するときの見本となるような情報を盛り込んでください。

  2. speech_bubbles.pngBlackboardでは、1対1のやり取りや全体のディスカッションの投稿時に、学生の個人名で呼びかけてください。そうすれば、個々の学生は投稿に返信しやすくなります。

  3. 連絡事項およびディスカッション領域では、たとえば「クラス」ではなく「私たちのクラス」、「充実した1週間でした」ではなく「私たちにとって充実した1週間でした」のような表現を使います。それにより、1対多の投稿がそれぞれの学生にとってはもっと個人的なもののように感じられるのです。

  4. 連絡事項またはディスカッションの投稿を週に少なくとも3件以上作成するよう計画して、自身の存在をオンライン上で確立し、インストラクタがコースを定期的に見ていることを学生に示します。

  5. グループ作業では、各グループで学生リーダーを指名します。各リーダーはディスカッションを促し、チームとしての最終的な回答をグループ課題に投稿します。そうすることで教職員は一人ひとりではなく、グループごとにチームの作業やディスカッションを確認していくことができます。

column_icon.png  学生の満足の柱

注目のベストプラクティス:オンライン学習の妨げとなっていることを特定し、学生のためにそれを解消します。

  1. 教育機関がオンライン学習のオリエンテーションを提供している場合は、学生の参加を奨励するか必須にします。提供していない場合は、学生に期待する内容の概要、時間管理のヒント、および評価対象とならない状況でテスト課題などのオンラインツールを練習する機会からなる、コースで最初のユニットを作成します。
  2. computer_obstacles.pngディスカッション、ブログ、日誌、Wikiなどのコラボレーションツールを使う際は、学生に中心となってもらいます。これは、職場で遭遇するタイプのオンラインコミュニケーションに備えるためです。
  3. Blackboardのリテンション管理を利用し、成績が低迷している学生を特定することができます。学生へ個人的に連絡し、具体的にどのようなことで困っているか、解決するにはどうすればよいかを明らかにします。
  4. コースアンケートや定期的で非公式の“温度チェック”によって、学生の考えを模索します。学生にとって何が有効で、何がそうでないかを明らかにします。学生の意見が大切であることを示します。
  5. アドバイス、障害を持つ学生への対応、スケジュール、登録、技術サポートなど、学内のリソースへのリンクを表示します。

出典

[1] Moore, J. C. (2002). The Sloan-C Pillar Reference Manual Quick Guide.The Sloan Consortium.

[2] Moore, J. C., and Fetzner, M. J. (2009).The road to retention:A closer look at institutions that achieve high course completion rates. Journal of Asynchronous Learning Networks (JALN) 13(3), 15-17.

寄稿者

Marie Fetzner, Ed. D. | Monroe Community College | Rochester, NY