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Blackboard Help

ベストプラクティス:コースの有効性の分析

コースに調整や改良を加えて学生の成功率を高めます。

たとえば、掲示板のアクティビティへの参加率が低い場合は、ツールの使用、コース内でのツールの置き場所、およびやり取りの適時性について、手順や期待事項を調べることになります。改善を加えたら再び参加率を調べ、変更が良い効果をもたらしたことを確認します。

Blackboard Learnには、学生のアクティビティを追跡してコースの効果を把握するためのツール類とレポート類が用意されています。たとえば、次の情報を把握できます。

  • テストに対する項目分析
  • コースレポート
  • コース終了後の評価

テストに対する項目分析

項目分析では、テスト成績全体の統計やテストの問題ごとの統計が生成されます。これは、学生の成績の評価基準としてふさわしくない問題を特定するのに役立ちます。この情報を使用して、将来のテスト管理で質問を改善することも、現在の答案の評価を調整することもできます。

このレポートの実行方法の詳細については、「項目分析」を参照してください。

項目分析の例

項目分析の結果、大半の学生が1つの問題に対して正解していないことがわかりました。正答率の低下を招いている原因は何でしょうか?

  • 問題の言い回しがわかりにくいのか?
  • 解答の選択肢が不明瞭なのか?
  • この問題に正解するための適切な学習コンテンツを学生に提供したか?
  • 学習コンテンツへのアクセスが容易で、内容がわかりやすかったか?

分析の結果をもとにテスト問題を改善して、どの学生が理解していてどの学生が理解していないかを正しく評価できるようにします。

コースレポート

コースレポートには、コースにアクセスした学生と時間に関する詳細が記載されています。これらのレポートの情報を利用して、どのような場合に自らコースに参加し、コンテンツやアクティビティの効果を調査すればよいかを判断してください。

コースアクティビティの概要レポート

コースアクティビティの概要レポートには、1つのコースのアクティビティ全体が、学生別と日付別にソートされて表示されます。データには、ユーザごとの合計時間と平均時間、および、各ユーザのコース内でのアクティビティの合計が含まれます。これらの情報を利用して、コンテンツやアクティビティを調査し改善してください。

このレポートの生成方法の詳細については、「コースレポート」を参照してください。

コースアクティビティの概要の例

学生のアクティビティが、火曜日と木曜日の午後に高くなっています。この情報を利用して、学生がコースに参加している可能性が最も高い時間に自らコースに参加します。そして、その時間を、学生と一緒に取り組んだり、連絡事項を投稿したり、営業時間として応対したり、グループディスカッションに参加したりする時間として設定します。

例2

学生が、特定の1ページに長く時間をかけていて、他のページにはほとんど時間をかけていない傾向があります。特に、ある学生は他のページにまったくアクセスしていません。ページに費やす時間が、トピックに特別な興味を持っていたり、トピックの理解が困難だったりすることを示している可能性があります。学生のアクティビティで認識されたパターンに基づいて、コースの利用可否の設定と効果、コンテンツ、およびアクティビティを調査します。

コース範囲レポート

コース範囲レポートには、ゴールに合わせて配置されたコース項目に関するデータが表示されます。このレポートを利用して、学習教材が関連付けられていないゴールはどれかを特定します。こうした学習のギャップについては、充実したコンテンツで補います。

このレポートの実行方法と、ゴールに合わせてコンテンツを配置する方法の詳細については、「コースレポート」および「目標」を参照してください。

コース範囲の例

学生がゴールを達成できるようにするコース教材を作成した後に、コンテンツ項目のコンテキストメニューを使用して、コンテンツをゴールに合わせます。このプロセスによって、コンテンツがゴールに結び付けられます。変更内容は再度レポートを実行したときにレポートに反映されます。

Learn Analyticsレポート

Learn Analyticsレポートは、教育機関にBlackboard Learn Analyticsのライセンスが付与されている場合に利用できます。

  • 学生概要 : 学生の成績に関する詳細情報を、同じコースまたは同じ主専攻の他の学生と比較しながら把握できます。
  • Learnコース概要 : 特定のコースのデザイン、および学生のコースの利用状況を分析します。また、コースについて同じ部門または同じコース番号の他のコースセクションと比較しながら分析します。
  • アクティビティ/成績散布図 : 学生のさまざまなアクティビティタイプが、成績管理またはSIS最終成績に記録されている成績とどう関連しているかを分析します。
  • アクティビティマトリックス : コースにおけるアクティビティや成績のパターンを分析し、それを利用して、さまざまな利用状況や成績のプロフィールを持つ学生を特定します。
  • コースアクティビティのトレンド : 一定の期間にわたるさまざまなコース測定値を指導方法別に分割して把握できます。インストラクタのコースデザインと学生の参加に関する期待事項は指導方法ごとに異なるため、この情報が重要になります。

コース終了後の評価

コース終了後のアンケートは、学生がコースでの学習体験についてどのような印象を抱いたのかを把握する格好の機会となります。

コースのアンケート

累積的評価を通じて、コースが学生のニーズを満たすのにどれだけ効果的だったか、どのコンテンツを改善できるか、および、どのコンセプトに特に魅力を感じたかについて考えてもらう時間を学生に与えます。評価を通じて、将来の学生の学習体験を向上させる機会が学生にもたらされます。こうした情報は、生涯学習の優れたモデルとなるだけでなく、学生に向けたコンテンツややり取りの向上につながる可能性があります。

コース内でコース終了後のアンケートを作成して学生に利用してもらう方法の詳細については、「テストとアンケートの作成」を参照してください。

コース評価の例

コース評価は、学生から正直なフィードバックが得られるように一般的な内容にしつつ、学生の意図が容易に理解できるような流れにします。

評価システムの利用を検討し、次のような質問を学生にたずねます。

  • 教材は魅力的でしたか?
  • アクティビティは好成績を収める準備として役立ちましたか?

自由な論述式の質問を含めます。

  • コースについて全体的にどのような感想を持ちましたか?
  • コースの中で、最も価値があったところ、最もつまらなく不要と感じたところは何でしたか?

全学的アンケート

累積的評価のもう1つのオプションとして利用できる可能性があるのが、全学的アンケートです。全学的アンケートにアクセスするには、特殊なユーザアカウントが必要です。このアカウントは教育機関が作成します。

全学的アンケートは、教育機関の効果に影響を与える満足度、コミュニティの取り組み、およびその他の意識を評価するのに役立ちます。アンケートでは、自己報告のデータや推定成功を信頼することで、学生の学習状況を間接的に評価測定します。全学的アンケートのデータは匿名で収集されます。回答によって個人が特定されることはありません。

詳細については、「全学的アンケート」を参照してください。